2008-01-01から1年間の記事一覧

東京賛歌

3日間ほど東京に行ってきました。 1日目。 なんだか凄いところにお呼ばれ。 Hさん、Tさん、Dさん。 お話できてとても楽しかったです。 2日目。 念願の初リアルカピバラ。 本当は「生きてる! 動いてる!」 って叫びたかったのに、実にのぼーんとしたも…

続・街森日記

とある日の、ホッケー(という名のペンギン)との会話。 「アレくん、今日ピザ食べた?」 選択肢が出たので、「はい」を選ぶ。 「やっぱり。どうりでピザ臭いと思った〜」 ちょっと待てよ。それってどういう意味なんだ? 純粋に食べものについての話なんだろ…

街へおいでよどうぶつの森

街へいこうよどうぶつの森、始めました。 ゆっくりのんびりスローライフ… と思っていたら、オークションとかブランド品とか 物欲を刺激する要素が非常に多いのですよ。 スローライフを貫けるか試されている? まあ、ゆっくりのんびりまったりしっとり楽しん…

焼きいも味の豆乳

架空の飲み物を考えるのが好きです。 お好み焼きドリンクとか、とんこつ味コーラとか、ゴーヤー牛乳とか。 でも現実は常に想像のはるか斜め上を行くものですね。 画像は自分の頭の中の妄想を念写したものなんかでは全然なく、 豆乳メーカーの最大手、紀文の…

うさこちゃんは定点観測をしない

うさこちゃんの だいすきなおばあちゃん (ブルーナの絵本)作者: ディックブルーナ,Dick Bruna,松岡享子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2008/09/20メディア: ハードカバー クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見る普段は意識されませんが、うさ…

認識が実体化する超螺旋宇宙

気がつけばずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。 9月ももう数えるほどしかありませんね。 第3回小学館ライトノベル大賞に応募しようとしている方は、 どうか諦めにず最後までやり通してください。 去年の今頃の自分は、原稿を読み返す度に絶望的…

発売

コピーフェイスとカウンターガール (ガガガ文庫)作者: 仮名堂アレ(かめいどう・あれ),博出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/08/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (38件) を見る本日発売です。ヨロシク。 皆さまに楽しんでい…

幼年期の終わり

「大学読書人大賞」の1位だったので読んでみた。 「SFの古典」的なことを人から聞いていたのだけど、 なるほどなるほど、これは確かに押さえておくべき本だった。 10年前に読んでいたら自分の読書傾向が 今とは全然変わっていたかもわからんね。

歯の冠はクラウン

顔を出してきた親知らずに圧迫されたためか、 奥歯の一本がパキッと欠けた上に、治療済みの歯の冠まではずれた。 ここ2、3年、定期的に歯医者に通わされてるなー。 ま、そんなしみったれた話題はさておき、購書日記をば。 惑星のさみだれ、5巻。 あいかわ…

Wii版どうぶつの森

どうぶつの森Wiiが正式に発表されましたな。 これでまたWiiがモリモリと売れるわけか。 DSのデータも引き継げるそうで、喜ばしいことです。 http://www.famitsu.com/game/news/1216767_1124.html

芥川と直木

芥川賞、直木賞が出ましたね。 それぞれ楊逸(ヤンイー)さんと井上荒野さんに決まったようです。 それにしても年に二回行われる同賞ですが、 毎回素直に思ってしまうのは「誰?」の一言に尽きます。 まだ直木賞は中堅作家に与えられる賞だけあって、 6人中…

ハルチン2

『ハルチン2』 著・魚喃キリコ ついに出た。 いったい何年待ったことやら。 作者の苗字はナナナンと読む。 推定25歳の女二人の日常エッセイ風漫画。 作中では時間がどんどん経っていくので 二人はもう27歳くらいかもしれないが。 なにがいいって、まず…

赤甲羅よりも緑甲羅をぶつける方が快感

不意に「なんで俺はWiiのマリオカート持っていないんだ?」と思った。 Wiiのハードは持っている。欲しいとは思っている。 当時周りが持ってなかったN64を買ったのも、マリオカート64を買うためだった。 もちろんスーファミのマリオカートは極め尽…

だれが本屋を殺すのか

久しぶりに家の近くのI書店に行ったら閉店セールをしていた。 中学の頃からお世話になっていたところだけにややショック。 まあ、もともとあまり大きな店ではなかった上に、 となり町のゲオでコミックレンタルが始まったりして 遅かれ早かれこうなる運命だ…

眠くならない薬

最近こればっかり飲んでいる。 生活圏内にリアル店舗がないだけに重宝してる。

いっぱい聞ける

10年間使い続けた五百円のヘッドホンが壊れたので買った。 アマゾンのヘッドホンで一番売れているやつ。 これでグレンラガンのラストシーンとか見たらぜんぜん別物だった。 音源が挿し替わっているのかと真剣に思ったほど。 これからはいっぱい聞くよ。い…

仮名堂アレの大好きな50冊

唐突に作ってみた。 本当は切りよく100冊にしたかったのだけど、 意外とポンポン出てこないもんだな。 改めて読書録を作っておけばよかったと後悔しました。 さておき「アレってのはどんな奴なんだろう」と思っている方は このリストを見てプロファイリン…

本棚再考

それにしても本棚の収納力って凄いな。 地震で倒れた本を片付けるのが面倒臭くて 床の上に放置しているんだけど、 「おまえら本当にこの棚に入りきってたのか?」 と本気で疑ってしまうほどに邪魔。 おそらく棚に収まっていた時は視覚的に二次元だったものが…

アクネス

友達から『もやしもん』のムギュムギュフィギュアをもらった。 なぜかアクネス。いわゆるニキビ菌。かもすぞ。 知らない人は『もやしもん』2巻をご覧ください。超良作漫画です。 それにしてもこのプレゼントは他意があるようにしか思えん。 基本的にニキビ…

ここではないどこか

本の雑誌300号を購入。 宮田珠己の補陀落渡海のエッセイが面白かった。 最初はぜんぜん字が読めなかったけど、 途中で「ああ、フダラクね」と合点する。 魍魎戦記マダラにいたよね、こういう名前のキャラ。 で、補陀落渡海というのは中世日本で行われた修…

バズスタイル

一度アンテナを立てると 似たような情報を次々に受信するのはよくあること。 ドキュメンタリー映画『バグズ・ワールド』の 予告編を見ておおいに盛り上がった。 超高感度カメラで5mmのシロアリの世界を まるでハリウッド超大作のような迫力で撮影。 これ…

黒の絨毯、緑の闇

アリの飼育キットをご紹介。 透明なジェルがエサと地面を兼ねるため、 アリを入れてやるだけで巣を横から観察することができる。 買う(飼う?)かどうか微妙に迷っている。 昔、家の中で黒い絨毯が形成されているのを目撃し、 未だに生でアリに接するのには…

五里霧中

敬愛するサイト「文芸ジャンキー」でプッシュされている 『ミスト』という映画を観に行きたくなった。 正体不明の霧により人々がスーパーに閉じ込められ、 次第に恐怖で異常な行動に出る…… といった群集心理もののような予感。実際はどうだか分からないけど…

義務教育ほとんど唯一の収穫

既に2〜3回は読み直している小説『砂の女』。 写真では古いままだけど、気がついたら新装版が出ていた。 そろそろまた読み直そうと思っていたので迷わず購入。 活字も大きくなって読みやすい。視力が悪い身にとっては意外と重要。 そもそも安部公房との出…

短歌の友人

東京に行った時に買った本。穂村弘の『短歌の友人』。 荷物になるから地元に帰ってから買おうかと迷ったけど、 今、冒頭の数ページをチラッと読んだだけで買った自分を肯定したくなった。 小説で何かを表現しようと躍起になっている時に短歌を読むと、 たっ…

ピタゴラスイッチ

最近ちょっとした合間にピタゴラスイッチを見ている。 コロコロと玉が転がっていって、最終的に番組名がポコンと出る、 意味がなさそうでありそうなよく分からないNHKの番組です。 で、どうしてこれが流行っているのだろうと考えたところ、 「高度に発達…

誰にだって向かない職業

「用意するものはすりこぎと菜種油です、と静香は言った」 第1章のタイトルが秀逸だったので購入した。 冒頭を読むとすぐに友人の宮乃下静香に 殺人をそそのかされる話だと分かるのだが、 それでもすりこぎと菜種油の意味は分からない。 壮大な謎かけという…

最高のよく分からないエッセイ

そんなにたくさんエッセイは読まないのだけど、 今後の自分の人生において、これを上回るものは現れないという確信。 それが宮沢章夫、『牛への道』。英語では『Tao of Cow』。 何が面白いかというと、よく分からない。 実際、文中にも「よく分からない」と…

娘と香辛料

今敏監督、筒井康隆原作の『パプリカ』を見る。 映像技術は素晴らしかったが、 ストーリーが自分には汲み取れなかった。 夢の不可解さを表現した映画なのかもしれないが、 だからといって「訳が分からない」で感想を済ませるのは失礼だ。 作り手の意図したと…

『突破』

死んでから12日目にして、ようやく同類が見つかった。 保坂保子という中学生で、歳は同じだけれど幽霊としては僕より2年先輩だと言う。 「消えたくないならね、とにかく楽しんじゃうことよ」 幽霊の寿命について恐る恐る訊ねたところ、あっけらかんと保坂…