ピタゴラスイッチ

最近ちょっとした合間にピタゴラスイッチを見ている。
コロコロと玉が転がっていって、最終的に番組名がポコンと出る、
意味がなさそうでありそうなよく分からないNHKの番組です。
で、どうしてこれが流行っているのだろうと考えたところ、
「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」
というアーサー・C・クラークの言葉を思い出した。
普段我々は科学技術の恩恵の上にあぐらかいて暮らしているわけだけど、
それをいまいちありがたいと感じられないことの要因の一つに
科学を理解できていないことが挙げられると思うんですな。
冷蔵庫をコンセントに繋げるだけでどうして物が冷えるのか分からないし、
ましてやパソコンの構造なんて全面降伏。もう謎の物体XBOXって感じ。
そんな中、一般人にも分かるレベルで科学を映像化してくれたのが
かのピタゴラ装置だとアレは思うのです。
もちろん見ただけですべて分かるわけではないけれど、
少なくともがんばれば自分にも理解できそうな気にさせてくれる。
電脳コイルといい、NHKは金を取っているだけあっていい番組作るわ。