BOOK

今年は

生存戦略〜。じゃなくて生存報告です。 ずいぶん間の開いた更新になってしまいました。 アレだな。JOJOのキングクリムゾンとかいうスタンドの攻撃を受けたんだな。 時間が吹っ飛ぶやつ。 とりあえず今年はぼちぼち活動を再開させていきたいと思います。 この…

アクアリウム

久しぶりの更新になります。 コピーフェイスの顔とも言うべきイラストを 担当していただいた博さんの漫画『アクアリウム』が 今月9月27日に発売されます。 こちらは「まんがタイムきららキャラット」で 現在も絶賛連載中の作品です。 透明感のある絵と、…

くらべる図鑑

ネットしてたらこんな本見つけた。 非常に気になる。欲しい。くらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+ぷらす)作者: 渡部潤一,加藤由子,中村尚出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/07/08メディア: ハードカバー購入: 13人 クリック: 134回この商品を含むブログ (36…

天狗の子

ずっと待ってた町でうわさの天狗の子、の4巻。少し不思議(SF)なほのぼの少女漫画。 ゆるーい雰囲気でありながら キャラクターたちの細やかな心の機微には 思わずため息が止まりません。 そんなにたくさん少女漫画を読んでるわけではないけど これはダン…

ラ・タ・タ・タム

森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』のヒロイン 「黒髪の乙女」が古本市で探していた絵本、 『ラ・タ・タ・タム』を偶然近くの新刊書店で発見。 アマゾンでも品切れ中の逸品。 これは買わずにはいられませんね。 内容もなるほどなるほど、黒髪の乙女が好み…

このスミスがすごい

『このミステリーがすごい2009』で海外版1位を獲った作品。 著者はトム・ロブ・スミス。29歳。 これまで海外ミステリーは苦手だったけど、これは凄すぎた。 読みやすく、それでいて内容は濃い。 国家に、同僚に、運命に翻弄される主人公。 皮のブーツ…

うさこちゃんは定点観測をしない

うさこちゃんの だいすきなおばあちゃん (ブルーナの絵本)作者: ディックブルーナ,Dick Bruna,松岡享子出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2008/09/20メディア: ハードカバー クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見る普段は意識されませんが、うさ…

幼年期の終わり

「大学読書人大賞」の1位だったので読んでみた。 「SFの古典」的なことを人から聞いていたのだけど、 なるほどなるほど、これは確かに押さえておくべき本だった。 10年前に読んでいたら自分の読書傾向が 今とは全然変わっていたかもわからんね。

歯の冠はクラウン

顔を出してきた親知らずに圧迫されたためか、 奥歯の一本がパキッと欠けた上に、治療済みの歯の冠まではずれた。 ここ2、3年、定期的に歯医者に通わされてるなー。 ま、そんなしみったれた話題はさておき、購書日記をば。 惑星のさみだれ、5巻。 あいかわ…

ハルチン2

『ハルチン2』 著・魚喃キリコ ついに出た。 いったい何年待ったことやら。 作者の苗字はナナナンと読む。 推定25歳の女二人の日常エッセイ風漫画。 作中では時間がどんどん経っていくので 二人はもう27歳くらいかもしれないが。 なにがいいって、まず…

仮名堂アレの大好きな50冊

唐突に作ってみた。 本当は切りよく100冊にしたかったのだけど、 意外とポンポン出てこないもんだな。 改めて読書録を作っておけばよかったと後悔しました。 さておき「アレってのはどんな奴なんだろう」と思っている方は このリストを見てプロファイリン…

義務教育ほとんど唯一の収穫

既に2〜3回は読み直している小説『砂の女』。 写真では古いままだけど、気がついたら新装版が出ていた。 そろそろまた読み直そうと思っていたので迷わず購入。 活字も大きくなって読みやすい。視力が悪い身にとっては意外と重要。 そもそも安部公房との出…

短歌の友人

東京に行った時に買った本。穂村弘の『短歌の友人』。 荷物になるから地元に帰ってから買おうかと迷ったけど、 今、冒頭の数ページをチラッと読んだだけで買った自分を肯定したくなった。 小説で何かを表現しようと躍起になっている時に短歌を読むと、 たっ…

誰にだって向かない職業

「用意するものはすりこぎと菜種油です、と静香は言った」 第1章のタイトルが秀逸だったので購入した。 冒頭を読むとすぐに友人の宮乃下静香に 殺人をそそのかされる話だと分かるのだが、 それでもすりこぎと菜種油の意味は分からない。 壮大な謎かけという…

最高のよく分からないエッセイ

そんなにたくさんエッセイは読まないのだけど、 今後の自分の人生において、これを上回るものは現れないという確信。 それが宮沢章夫、『牛への道』。英語では『Tao of Cow』。 何が面白いかというと、よく分からない。 実際、文中にも「よく分からない」と…

空想科学エジソン

グレンラガンを見終わって思い出した漫画。 カサハラテツロー『空想科学エジソン』。 これも地下世界でオーパーツを見つけた主人公が 地上を目指し、仲間とともに宇宙を目指すというストーリー。 もっともこちらは主人公が女の子で、 適材適所の発明でピンチ…

購書日記

お金に余裕がない時ほど本を欲しくなるのは何故なのか。 でもでもゴールデンウィークだからと自分に言い聞かし、 今日はワンダ○グ○(○の中は同じ記号が入ります)で文庫を2冊購入。 村上龍の『ハバナ☆モード』と、灰原とうの『イメイザーの美術』。 ちなみ…

尾崎放哉

今日は個人的に敬愛している尾崎放哉について少々。 彼は明治から大正にかけての俳人。読みは「おざきほうさい」。 同時代人に種田山頭火がいる。おそらくこっちのほうが有名だろう。 俳人といっても我々が一般的に認識している 五・七・五の定型詩とは異な…

平田オリザ

ちまちま読み進めてきた平田オリザの『対話のレッスン』を読了。 劇作家だけあって言葉に対する意識が非常に高かった。 自分で金を払って演劇を見に行ったことは今まで一度もないけれど、 宮沢章夫やこの人のおかげで俄然興味が沸いてきた。 逆に言うと義務…

サイコスタッフ

水上悟志の『サイコスタッフ』を購入。 淡白な絵柄でストーリーもシンプルなSFラブコメ。 一巻完結だけど、まとまりがよくて非常に良作。 タイトルがダブルミーミングなのも個人的に良かった。